【スタッフコラム】 あるカバンからひろがる「好き」の繋がり
暖かくなり外にいるのが心地よくなってきましたね。
ある快晴の日曜日、近くのフリーマーケットに友達と出かけてきたんです。
たくさんのありとあらゆるジャンルがおもちゃ箱をひっくり返したように、
所狭しと並んでいました。
そこで、私のアンテナがビビッときた、ひときわ目立つ青い存在が!!
何だろう?と近くに行って見てみると、丁寧にビーズを縫い付けている
かわいい鳥がプリントされたカバンが。
一目で気に入り、勢いで購入していました。
これぞ一期一会のフリママジック!
それを持ってうろうろしていると、60代くらいでしょうか?
女性の方が、「ええのもってるね~。今日買ったの?」と話しかけてきました。
自分の買った物を褒められたのが、嬉しくなってその場でちょっと話し込んでしまいました。
分かれた後、また偶然にお会いすると。。。。。
同じような物をあれから探されていたこと。
手芸も普段から楽しんでおられるみたいで、こんなものをまた作りたいから
カバンの写真を撮らせてと、携帯におさめて去っていかれました。
私は30代半ばですが、世代を超えても好きな物が一緒なら共感し合えるんだなと
すごく心が満たされたんです。
楽しかったなぁ~。
忘れられないとってもステキな一日になりました。
好きなものの話を共感し合えたら、楽しいひとときをまだ見ぬ人とも過ごすことが
出来るのかな?と心躍る妄想は膨らみます。
スタッフ noecco
【スタッフコラム】花見
みなさんお花見行きましたか?
会社ではチームわかれてですがお花見を計画中です。
なかなか撮影だったり買付けだったりで日にちがあわず…
桜が散った後になりそうだと話しています。
今年は寒かったなって思っていたら急に暖かくなり暑くなったり。
気がつけば4月、桜いつの間にか咲いていて…
土日は雨が降りなかなか花見行けませんね。
意外と桜に合わせられず、家族の花見もできていません。
近くの公園で桜が咲いていたので写真を撮ってみましたが
天気が悪く今にも雨が降りそうでした。
子供は綺麗だねって見ていました。
この前テレビで見かけたのがエアー花見。
天候気にせず花見を楽しめるとやっていました。
できれば、本物の花見がいいですよね。
みなさんはどんな人、仲間で楽しみましたか?
moriスタッフ なお
【スタッフコラム】私に気づきをくれるもの
アートが好きであちこち足をのばしています。
先日、
アジア最大といわれる美術品の展示即売会に行ってきました。
といっても、もちろん見るだけです。
最近は美術品といっても油絵や彫刻だけでなく、
映像やパフォーマンスなど、
ビックリするようなものが美術作品として
販売・展示されていたりします。
ちょっと面白そうなものをいくつか紹介しますね。
棺桶に入った等身大の本物そっくりの人形、すっごくリアルです。本物の人間がパフォーマンスしているのかと思ったくらいです。
蛍光灯を繋げただけに見えるオブジェ。雲をイメージしているのでしょうか。分かりません~。
本物の動物のはく製に透明アクリルボールをいくつもつけたオブジェ。見入ってしまうくらい美しいです。関西在住の日本人作家の作品。
数億はくだらない…と思うピカソの作品。値段はついていなくて、「聞いてね」って感じでした。聞けませんよ~。もちろん本物です。
鏡状の床面に映っている部分、場所や空間全体も含めてアート作品。
たくさんの作品、いくつものプログラムのなかで、
特に気になったものがありました。
「Twenty-Five Minutes Older」
という特別プログラムです。
これは、展示会場の外、
実際に街中を走るトラム(路面電車)に乗って
実際に移動しながら体験する、
なんとアート作品!!なのです。
早速申し込んで、集合場所へGO!
集合場所に着いてびっくり。とってもお洒落なレストラン。夜には華やかな人たちが集う場所でした。
テラス部分もゆったりラグジュアリーながらもちょっとカジュアル。素敵なしつらえになっていて話が弾みそうです。このレストランの前の通りを走るトラムに乗り込みました。
車体も特別仕様になっていて遠くからでも一目でわかりました。2階部分に上がると電車内は真っ暗で、映像とナレーションのみ。
行き交う時間と人と街。
トラムの動く音と振動。車や街の雑踏。
乗り合わせた人たちの時間と人生。
様々なレイヤー(層)がどんどん折り重なっていきます。
街中を走る「Twenty-Five Minutes Older」のトラム。
トラムに乗っていた25分間、
いつもとは違う時間の流れの中にいました。
暗闇の中で、
キラキラ光る大切な記憶や大事にしていること、
色んな思いがどんどん湧きあがって来て
忘れていたことがどんどん思い出されて
宝物をもらったような時間。
それをそのまま、あの場所に、
トラム(=タイムカプセル)に詰め混んできました。
素敵な体験でした。
多分、その路面電車に乗り合わせた人たち
それぞれの体験があったと思います。
作者(アーティスト)と観客とスタッフ、
トラム、ナレーション、
街の時間と街の人々の生活、
皆がその場に居合わせたこと
そのシチュエーションで
起こりえた出来事と体験。
あるひとつの出来事、空間、時間を共有した人たち。
現実もおんなじだなと思いました。
私たちは日々関わりあいながら、
前に進もうとしている共同体なのだと。
それが生きるってことなのかも…。
そう思ったら、職場や友人、家族の面々が浮かんできて
感謝の気持ちがあふれてきました。
単なる25分後なのではなく、
ある素敵な経験を重ねた25分。
だから、
Twenty-Five Minutes After
ではなく
Twenty-Five Minutes Older
アートの魔法にまたかかってしまったみたいです♪
スタッフ AKI でした。